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花粉症の症状、もしかして血糖値が原因?プロスタグランジン、普段食べている油、ホルモンの関係

花粉症の症状、もしかして血糖値が原因?プロスタグランジン、普段食べている油、ホルモンの関係

こんにちは!ラメラ美容法となでしこさぷりを使った体質改善が得意な美肌のプロ

エステサロンベルデのまなです。

春は待ち遠しい季節ですが、花粉症の方にとってはつらい時期でもあります。

くしゃみ、鼻水、目のかゆみなど、花粉症の症状に悩まされている方も多いのではないでしょうか。

私も花粉症歴30年近くになります泣

今は体質改善を頑張って、症状は軽くなりましたが

年に1~2度、肌荒れや鼻水に困ることがあります泣

私が、勉強しているホルモン免疫栄養学で勉強している

内容をちょっとお伝えすると…

実は、これらの症状は、私たちの体内で作られる「プロスタグランジン」という物質が

大きく関わっています。

さらに、血糖値をコントロールするインスリンとグルカゴンという血糖値に関係する

ホルモンと普段食べている油が、プロスタグランジンを作るのに影響を与えることが分かっています。

プロスタグランジンって何?

プロスタグランジンは、体内で作られる生理活性物質の一つで、

炎症や痛みを引き起こすものや炎症や痛みを抑えるものがあります。

花粉症の場合、花粉が体内に入ると、免疫細胞が反応し、炎症を起こす

プロスタグランジンが作られ、鼻や目の粘膜を刺激し、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状を引き起こすのです。

油とプロスタグランジンの関係

魚や植物油などに多く含まれる油は飽和脂肪酸と呼ばます。

飽和脂肪酸の中でも、特にオメガ3脂肪酸は、プロスタグランジンの産生を抑制する作用があります。

身体にいいから亜麻仁油や荏胡麻油が、一時期流行ったり

アレルギーにはオリーブオイルがいいといった話はここからきています

一方、オメガ6脂肪酸は、アラキドン酸を食べて、血糖値を下げるホルモンがたくさん出ると

炎症を起こすプロスタグランジンを作り

血糖値を上げるホルモンがでると、炎症を抑えるプロスタグランジンが作られます

インスリン、グルカゴンとプロスタグランジンの関係

血糖値をコントロールするホルモンには、インスリンやグルカゴンがあります

血糖値が急激に上昇すると、インスリンが分泌され、血糖値を下げようとします。

このとき、インスリン+アラキドン酸は炎症系のプロスタグランジンを作ります。

一方、グルカゴンは、血糖値が低下したときに分泌され、血糖値を上げる作用があります。

グルカゴンは、炎症を抑えるプロスタグランジンをつくります。

つまり、血糖値を急に上げたりすると、炎症系のプロスタグランジンをつくって、

花粉症の症状を悪化させる可能性があるのです。

花粉症の症状を緩和するための食生活

では、花粉症の症状を緩和するためには、どのような食生活を心がければ良いのでしょうか。

  • オメガ3脂肪酸を積極的に摂る: お魚や野菜を積極的に食べましょう。
  • オメガ6脂肪酸を控える: 肉類、揚げ物、スナック菓子などに多オメガ6系油の食べすぎに注意しましょう。
  • 血糖値の急激な上昇を避ける: パン、麺類などの精製された炭水化物を控えましょう
  • 食物繊維を積極的に摂る: 野菜、海藻、キノコなどに多く含まれる食物繊維は、血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。

あなたに足りない栄養などは、栄養カウンセリングで提案させていただきます

ぜひ、ご予約してくださいね

↓花粉症のスキンケア的対策のお話もどうぞ

今日はここまで♪